ANAアナの国内線特典航空券が取れないと思っていませんか?

夏休みや年末年始にANAアナの国内線特典航空券を利用しようと思っても、なかなか予約が取れないですよね。

マイルで予約出来る席数は、限られているので、ハイシーズンは特に予約出来ないのです。

でも、この記事を読めば、ANAアナの国内線特典航空券を他の誰よりも早く予約出来るようになります。

つまり、予約出来る可能性が、すごく高まります。

私はこの方法で、夏休み、年末年始に予約出来ることを何度も確認しています。

しかもハイシーズンにも関わらず、少ないマイル数です。

ANAアナの特典航空券には、3種類あります。

このうちの提携航空会社特典航空券を使いこなし、他の誰よりも早く予約出来るようになります。

少し難しいテクニックかもしれませんが、頑張ってこの記事を読み終えれば、ANAアナの国内線が、ハイシーズンでも予約出来る確率が確実に高まります。

特典航空券は席数が限られている

ANAアナに限らず、JALでも、海外の航空会社でも、特典航空券に割り当てられてる席数は限られています。

対策は、2つあります。

1.割り当てられている席数を増やす

上級会員になることで、割り当てられている席数が増えます。

上級会員になるためには、有償チケットを購入してマイルとは別のポイントを1年間に5万ポイント以上貯める必要があります。

5万ポイントを貯めるために通常50万円程度かかると言われています。

上級会員になるために、「マイル修行」と言われる、ひたすら飛行機に乗る人もいますが、今回あなたが求めている回答ではないですよね。

2.他の誰よりも早く予約する

席数に限りがある以上、早い者勝ちです。

争奪戦に巻き込まれることになります。

でも、あまり知られていない他の誰よりも早く予約する方法がありますので、その方法を紹介します。

ANAアナの国内線の予約開始時期

1.有償チケット

355日前から予約出来ます。

2.国内線特典航空券

年に2回運航ダイヤ期間ごとに一斉発売となります。

夏ダイヤ(3月の最終日曜日~10月の最終日曜日の直前の土曜日)ご搭乗分:1月下旬頃発売予定

冬ダイヤ(10月の最終日曜日~翌年3月の最終日曜日の直前の土曜日ご搭乗分):8月下旬頃発売予定

しかも、利用出来ない時期もあります。

ANAアナの特典航空券 3つの違い

ANAアナのマイルを使って予約出来る特典航空券には、3つの種類があります。

それぞれ別々のルールがあります。

主な違いを見ていきましょう。

ANAアナ国内線特典航空券

ANAアナ国内線の航空券を予約出来ます。

予約開始時期は、年2回

利用シーズンによって必要マイル数が変わります。

座席は、普通席のみ

片道の予約が出来ます。

通常、乗り換えは出来ません。

途中降機(※)は出来ません。

ANAアナ国際線特典航空券

ANAアナ国際線の航空券を予約出来ます。

予約開始時期は、復路搭乗日の355日前

利用シーズン、利用クラスによって必要マイル数が変わります。

座席は、エコノミークラス、プレミアムエコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラス

片道の予約が出来ません。

乗り換えは、国内で往路・復路で各2回出来ます。

途中降機(※)は出来ません。

提携航空会社特典航空券

ANAアナだけでなく、提携航空会社の航空券も予約出来ます。

予約開始時期は、復路搭乗日の355日前(有償チケットと同時期から予約出来ることになります。)

利用クラスによって必要マイル数が変わります。

利用シーズンによるマイル数の変動はありません。

座席は、エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラス(プレミアムエコノミークラスは、予約出来ません)

片道の予約が出来ません。

乗り換えは、国内・国外で往路・復路で各2回出来ます。

途中降機(※)が1回出来ます。

 

通常、飛行機での乗り換えは24時間以内です。

乗り換え地に24時間以上滞在することを途中降機(とちゅうこうき:ストップオーバー)といいます。

途中降機(とちゅうこうき:ストップオーバー)は、航空会社によっては別途追加料金が必要な場合もありますが、ANAマイルを利用した提携航空会社特典航空券では、無料で1回利用出来ます。

 

ANAアナの国内線特典航空券を普通に予約してみます。

サンプルは2020年4月に作りました。

東京に住んでいるあなたが、年末(12/25~12/29)に沖縄へ行くため、マイルで予約をします。

こんなメッセージが出てしまいます。

マイルを使って年末の予約をするには、8月下旬にならないと出来ません。

ちなみに、必要なマイル数は、

片道10,500マイル 往復で21,000マイル必要になります。

提携航空会社特典航空券を利用する

予約開始時期は、復路搭乗日の355日前

乗り換えは、国内・国外で往路・復路で各2回出来ます。

途中降機(※)が1回出来ます。

利用シーズンによるマイル数の変動はありません。

これらの提携航空会社特典航空券の特徴を利用して、韓国経由で沖縄を予約します。

沖縄を韓国経由とすると、提携航空会社特典航空券のルールが適用となり、355日前から予約可能となります。

まだ、年末年始の予約は出来ないはずの沖縄が予約が出来るようになります。

この旅程では、目的地の韓国には3.5時間しか滞在せず、沖縄で途中降機(24時間以上の滞在 12/25~12/29)しています。

しかも、ANAアナの国内線特典航空券だと21,000マイル掛かるはずが、15,000マイルで予約出来ます。

提携航空会社特典航空券を利用して韓国経由で沖縄に行くメリット、デメリット

メリット

通常より早い時期に予約出来るので、予約出来る可能性が高まります。

シーズンによるマイル数の変動がないため、ハイシーズンでも15,000マイルで行けます。

このサンプルでは、韓国に3.5時間しか滞在していませんが、時間とお金に余裕があれば、韓国にも滞在出来ます。

デメリット

国内線特典航空券では必要のなかった空港諸税、燃料サーチャージが掛かります。(サンプルでは4,720円)

ローシーズンには、ANAアナ国内線特典航空券は、14,000マイルで沖縄に行けるので、提携航空会社特典航空券ではマイルが多くなります。

韓国には3.5時間しか滞在しない場合でも、パスポートが必要になります。

韓国に経由するので、直行便より疲れるし、時間が掛かります。

提携航空会社特典航空券なので、ANAアナ以外の便を1便以上使わないといけません(サンプルではアシアナ航空を利用しています)

乗り換え、途中降機の知識が必要です。

まとめ

提携航空会社特典航空券の乗り換え、途中降機を使いこなすことで、ANAアナ国内線特典航空券で予約が取れない時期から予約が取れるようになります。

サンプルでは東京から沖縄としましたが、韓国経由を利用すれば、日本中どこへでも通常のANAアナ国内線特典航空券で予約する時期より早い時期から予約出来るようになります。

マイル数は増えますが、韓国以外の場所を利用することも可能です。

国内旅行と海外旅行を両方楽しみたいと思っている方は、ぜひチャレンジして下さい。